夏の到来
扇風機の音、セミの鳴き声、蚊取り線香の匂い、夜空を彩る打ち上げ花火。
人や場所によって「夏」と聞いて、それぞれ思い浮かべるものは違うだろう。
私にとっては、あともう一つ。
校庭に響き渡る子供たちの笑い声。
長年アメリカンスクールで(日本の小学生対象の)サマーキャンプで働き、撮影をして来たので、子供たちの「きゃー!ぎゃー!わー!」の大合唱を聞いて、漸く夏を実感する。
日焼けと熱中症に気をつけながら、子供達と同様に走り回りながら撮影しているともうヘトヘトだけど、不思議と彼・彼女らからエネルギーを貰っていた気がする。
今年は女子中高生向けの別のサマープログラム(STEM+αの女子教育)の撮影をさせて貰っているので、「きゃー!ぎゃー!わー!」はないものの、数日で様々なことを学び成長して行く彼女たちの姿に、私自身も多くのことを学んでいる。
子供たちと関わる撮影や仕事をさせて貰うことで、凝り固まった「大人」な感覚をほぐせるので、自分にとっては欠かせない撮影の一つです。
子供の頃から夏(休み)が来る!と思うとワクワク感で満ち溢れ、その感覚が大人になった今でも残っている。だから仕事で旅行や遊びに行けなくても、夏が来るとワクワクしてしまう。
暑さに負けず、今日も太陽の方を向いて•••。